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M&A一般 2018.3.5 配信

<前編>創業社長が最初にすることとは??社長とは、勝手に売れ続ける仕組みを考え、そして仕組みを所有する人

社長の仕事は<経営>だと言われるが、創業社長たちは最初に何をすればいいのだろう?

収益が発生する仕組み作り


毎月会社には、仕事をした分だけのキャッシュが入り、経費として取引先等にキャッシュを支払う。
そのシンプルな流れが会社のお金の流れ、そしてお金の流れを生む仕組みがその会社の「サービス」になる。

創業社長は、最初に会社のサービスを何にするのかを決定する。

大義名分として提供開始するサービスに意味を持たせるが、大抵は今まで社長が経験した分野のビジネスプランや、とっても困っていてこんなサービスがあったらいいなぁが引き金になってサービス化する。
背景には(すべての経営者がと言うわけでな無いが)こんなサービスがあったら世間が重宝するだろう=ニーズがあるから儲かるサービスであるはず・・・の核心めいた経営者のトキメキがあるのも事実なような気がする。
いずれにしても、サービス提供をして収益が発生する仕組み作りをするのが最初の段階だ。

ポイントは、勝手に売れる!


次に、収益が発生する仕組み作りにおいて、とても重要なポイントが<勝手にサービスが売れる仕組みかどうか>だ。
『勝手に売れる仕組み作り』ができれば、頑張って営業をかけ続けなくても、あとは自動的に売り上げが発生すると言う流れだ。

その点において、例えばブライダル業界の数十年前の時のように、結婚式場はゼクシィと言う有名な雑誌に広告を出せば、
勝手にゼクシィが書店で販売され、お客様が買いかつカップルは結婚式場に見学にくる。そのお客様が、お目当ての式場で結婚式を行なって
くれれば式場に売上が立つと言う勝手に売れる仕組みが成り立っている。

みんなに応援されてる?


勝手に売れるって言うのは、周りの人達がどんどん勝手に応援してもらえる体制になっていると言うこと。

そのサービス自体が、誰かが欲しいもの=お金を出して買いたいもの。
そのサービスが、誰かが必要なもの。それがあると問題が解決できて、快適になるもので、かつ会社が提供しているサービスや商品の
クオリティが高かったら周りも応援せずにはいられない。

後半の記事へつづく

執筆者 M&Aコンサルタント
株式会社 INNOVATION LEADERS 代表取締役
村田 理恵

起業後、起業家向けのインタビューTV番組を運営。さらに、上場会社のIR部門に特化したIR動画制作を展開。その他、新規事業開発を行い自社コンテンツもM&Aを利用し売却。
現在は、サンプリングメディア「プレゼント付録」事業を展開。また、冠婚葬祭業界のM&A仲介実績では年間2桁の実績値を誇る<M&Aオール>を展開中。