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IT・通信系 2025.4.15 配信

「社会人1年目から知っておきたいAI企業の世界地図」

「社会人1年目から知っておきたいAI企業の世界地図」

今回は、新社会人としてこれからビジネスの世界に飛び込む皆さんに向けて、「AI(人工知能)」という言葉の裏側にある企業たちをご紹介します。

 

最近では、生成AIやChatGPTのような技術が話題ですが、その背景には多くの企業の努力と技術革新があります。分野ごとに、代表的な企業を見ていきましょう。

AIの土台を支える企業たち(AIプラットフォーム・インフラ)


AIが動くには、膨大なデータを処理するための計算力や、それを支えるソフトウェアの基盤が必要です。そうした“縁の下の力持ち”がこの分野の企業です。

 

● NVIDIA(米国)
AI時代のエンジンとも言えるGPU(画像処理装置)で世界をリードしています。「CUDA」や「DGXシステム」など、AI開発に不可欠なツールを次々と提供しています。

 

● Google Cloud(米国)
AI開発用のクラウドサービス「Vertex AI」や、オープンソースの機械学習フレームワーク「TensorFlow」を提供。傘下のDeepMindと連携し、基盤から応用まで幅広い技術を展開しています。

 

● AWS(アマゾン・米国)
世界最大のクラウド事業者。SageMakerという機械学習の総合プラットフォームに加え、画像認識やチャットボットなど多彩なAIサービスを揃えています。

 

● Microsoft Azure(米国)
OpenAIと連携し、GPT-4のAPIをAzure上で提供するなど、企業が手軽に高度なAIを活用できるようにしています。Office製品にもAI機能を組み込んでいます。

 

● OpenAI(米国)
今や説明不要とも言えるChatGPTの開発元。最新の生成AIモデル「GPT-4」や、画像生成の「DALL·E」などをAPIとして提供し、他企業のAI導入も支援しています。

言葉を操るAIのスペシャリスト(生成AI・自然言語処理)


文章を書いたり、会話したり、画像を生成したり…。人間のようなアウトプットを生み出すのがこの分野の企業です。

 

● OpenAI(米国)
ChatGPTの生みの親。企業向けAPIも展開し、生成AI市場をリードしています。

 

● Anthropic(米国)
AIの「安全性」に配慮した開発で注目を集めるスタートアップ。「Claude」という会話型AIを提供しています。

 

● Google DeepMind(英国)
かつては囲碁の名人に勝ったAlphaGoで話題に。現在は「Gemini」という多機能AIの開発に注力しています。

 

● Cohere(カナダ)
企業が自社のデータに特化したAIを構築できるよう支援。日本語を含む多言語対応の言語モデルも提供しています。

 

● Hugging Face(米国)
誰でもAIモデルを使えるようにする「AIのGitHub」とも言われる存在。NLP(自然言語処理)モデルの共有や開発を支えています。

目で見るAI、世界を認識する(画像・映像系)


カメラでとらえた画像を分析し、顔を認識したり、病気を見つけたり。人間の「目」の代わりを担うAIです。

 

● SenseTime(中国)
顔認識技術で中国国内外のスマートシティや監視システムに導入。教育や医療分野にも広がりつつあります。

 

● Megvii(中国)
政府プロジェクトにも関わる大手。AIチップも自社開発し、インフラから応用まで自前で展開しています。

 

● Zebra Medical Vision(イスラエル)
レントゲンやCT画像から疾患を自動で検出。医療現場でのAI活用を推進しています。

 

● Tractable(英国)
事故車の画像をAIが解析し、修理費用を自動で見積もる技術を保険業界に提供。実用性が高く評価されています。

声で動かすAI、会話するAI(音声・対話)


「話す」「聞く」といった音声を扱うAI。対話型のユーザー体験をつくるうえで欠かせません。

 

● Speechmatics(英国)
多言語対応の音声認識に特化。会議の議事録作成や字幕生成など、実用的な用途で使われています。

 

● SoundHound(米国)
音声アシスタントの技術に加え、音楽認識にも強み。車載システムなどでの採用が進んでいます。

 

● rinna(日本)
日本語の感情豊かな会話を得意とする対話AI。LINEなどのプラットフォームで実用化されています。

自動で走る未来のクルマ(自動運転・モビリティAI)


「車が勝手に走る」、そんな未来を目指して、交通のAI化に取り組む企業です。

 

● Tesla(米国)
自動運転機能「FSD」の開発を進める電気自動車の雄。AI専用スーパーコンピュータ「Dojo」も構築中です。

 

● Waymo(米国)
Googleの自動運転部門。すでに一部地域ではロボタクシーの運行を開始しています。

 

● Mobileye(イスラエル)
ADAS(先進運転支援システム)で世界的なシェアを誇る。事故を防ぐための技術に長けています。

 

● Aurora Innovation(米国)
Uberの自動運転部門を引き継ぎ、大型トラック向け自動運転の開発を進めています。

AIで仕事をもっとスマートに(SaaS・業務効率化)


AIを使って日常業務を効率化したり、文書作成やマーケティング支援を行ったりする企業たちです。

 

● UiPath(米国)
定型業務を自動化する「RPA」とAIを組み合わせて、生産性向上を支援しています。

 

● DataRobot(米国)
AIの専門家でなくても使える機械学習プラットフォーム。ビジネス部門での活用が進んでいます。

 

● Notion AI(米国)
ドキュメント作成支援ツール「Notion」にAIを統合。文章の要約や翻訳がワンクリックでできるように。

 

● Jasper(米国)
広告やSNS投稿などの文案作成を支援する生成AI。マーケティングの現場で多く使われています。

AIを導入したい企業をサポート(コンサル・受託開発)


AIを使いたいけど、どう始めていいか分からない――そんな企業を支援するのがこの分野です。

 

● Accenture(アイルランド)
ITとコンサルティングの大手。AI戦略の策定から導入・運用までワンストップで支援しています。

 

● IBM Consulting / Watson(米国)
自然言語処理や業務効率化に強みを持つWatsonシリーズ。多くの大企業と連携しています。

 

● NTTデータ(日本)
日本国内を中心に、金融・公共・医療分野などでAI導入を支援。日本語特化の技術にも定評があります。

執筆者 AI×編集部

この記事は、AIの分析力と人の洞察力が融合して生まれました。テクノロジーと経験が織りなす深い知見をお楽しみください。内容の真偽については編集部が確認しておりますが、完全な保証をするものではありません。